離婚

いくらムカついても、夫を殺してはいけません。ネチネチとイジめるのもまずいです。更に、勝手に離婚届を出してもいけません。それぞれ、重い罰が撥ね返ってきます。ではどうすればいいかですが、そのための正攻法を、このサイトで紹介しています。

外国人との離婚は、相手国との制度の違いもあって、厄介なことになるケースが少なからずあります。ただ、子供の親権や国籍については、特に困ることはないでしょう。問題は、勝手に帰国した後で、離婚に応じなかったり、養育費を払わない場合です。

今の夫とは別に恋人がいた場合、いろいろと問題が起きます。新たな男性と同居すると婚姻費用の減額が、再婚すると養育費が削られる可能性も出てきます。また、子供の父親が誰かという問題もあります。逆に夫に新しい妻ができても、女性は損することが多いのです。

子供との面会は、なかなか拒否できるものではありません。無理に父親から子供を引き離そうとすると、証拠が残った場合、あなたを大変不利にします。しかし、夫が暴力を振るうなどの問題を起こしていたのであれば、なんとしても子供を夫から守りましょう。

養育費は子供の権利です。他の親族に対する扶養義務よりも、子供に対するそれは重く、差し押さえが発生した場合も、夫の給与の２分の１までが対象となります。よく面会する父親は、子供に養育費を支払い続ける確率が高いので、面会を拒否するのも考えものです。

親権をとるには、どうすればいいかですが、ここでも先手必勝の法則が生きてきます。現況優先、あとは子供が幼い場合には母親の監護が必要と判断されるので、そこを利用します。一方、別居開始後に子供を奪い取るのはいけません。

財産分与は、決まったら終わりではありません。ちゃんと取り立てることが必要です。特に分割払いの場合は注意してください。また、財産分与もあまりに不平等な条件でなされると贈与税が発生しますし、不動産が絡むと譲渡所得税が発生することもあります。

財産分与の基本的なお話です。２分の１ルールが常識で、専業主婦の家事も正しく反映されるべきというのが、今の主流です。もし、妻の側の貢献が大きいという場合には、半分以上を裁判所が認めることもあります。そのために大事なのはやはり証拠集めです。

別居の開始が、離婚という戦争の火蓋を切るのです。最初の軍事衝突にも等しい決定的な行動です。それだけに、慎重かつ確実性のある一手を打っていきたいところです。考えることは非常に多いので、一人で考えずに、信頼できる仲間を見つけて相談しましょう。

共同財産もない、ヘソクリもない、頼れる実家もない。生まれたばかりの子はいる……どうしようもない、とは限りません。離婚後補償を裁判所が命じるケースもあります。また、生活保護その他の支援もありますから、決して諦めないでください。