離婚の判例集

離婚裁判の判例集です。協議離婚に持ち込む場合でも、妥当な条件を知っておけば有利になれます。

離婚の判例集

離婚の判例:外国の法とどう向き合うか

外国と日本とでは、法律も違えば、常識も道徳も異なります。だから、外国の判決がそのまま日本で適用可能かといえば、そうではありません。また逆も然りで、日本の判決が外国で認容されるとも限らないのです。それらは常に「公序良俗」によって判断されるのです。
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離婚の判例:外国人との離婚、裁判管轄権

離婚も、国が変わると非常にややこしくなります。外国人同士の離婚でも日本国内で裁かれますが、その時、本国法を適用するのか、日本の法律を使うのか、裁判官は頭を悩ませることになります。また、被告が日本にいない場合もあり、事実上、その都度解決を考えることになります。
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離婚の判例:子の連れ去りは犯罪です

一度、子供を確保して別居が始まったら、もうその子供を実力行使で奪い取るのは、犯罪です。そして、あとからそれを奪い返そうとしても、審判前の保全処分なども、子供に緊急の問題が起きていない限りは、機能しません。子供と暮らしたければ連れていくしかないのです。
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離婚の判決:面会交渉を拒絶すると慰謝料

離婚したら、夫には二度と関わりたくないものでしょう。ですが、面会交流を不当に拒否し続けると、とんでもない額の慰謝料を請求されることがあるのです。いやな気持ちになるにしても、ちゃんと考えて、理由をつけられるようにしておかなないと大変なことになります。
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離婚の判例:面接交渉の危険

離婚後の面接交渉には、少なからず危険が付き纏います。家庭を失った元夫が絶望、逆上して、あなたや子供を手にかける可能性があるからです。これを防ぐには面接自体をしないことが一番ですが、それも難しいです。対策は忘れないようにしましょう。
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離婚の判例:養育費の後払い

この記事のポイントは2つです。養育費は、後になってからでも請求の余地があること。大学進学費用、つまり20歳以上になってからの養育費も、条件が整っていれば認めさせることができること。諦めずに請求の準備を整えておきましょう。
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離婚の判例:養育費と借金

多額の借金があっても、養育費の支払いそのものが免除されることはあり得ません。もちろん、貧しくなって稼げなくなった場合に、事情の変更として減額を要請する余地はありますが、誠意がみられない場合には裁判所も容赦などしてくれないのです。
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離婚の判例:養育費の減額

養育費の獲得は、子供の権利です。しかし夫の中には、それを出し渋るのもいます。ただ、まっとうな理由がある場合、裁判所はその減額を認めます。一方で、養育費の支払いをしたくないがゆえに仕事をやめるような男もいます。証拠を集めておけば、そういう場合でも対応できます。
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離婚の判例:親権の変更についての注意

親権を取るための基本的な戦術は、まず子供を確保し、共同生活を既成事実にすること。そして、親権の濫用を咎められないように、特別な事情(虐待などの恐れ)がない限り、面会交流などを拒否せず、また子供に夫の悪口を吹き込まないことです。
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離婚の判例:母性優先の原理と、その限界

いくら母性優先とはいえ、必ず親権が母親に行くわけではありません。あまりにその後の監護状況が劣悪だと、先に連れ出して離婚に至っても、申し立てによって夫の側に親権がいくことも、十分ありえるのです。ネグレクトは虐待のうちに入るので、くれぐれもご注意を。
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